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WAMアラブ通信

|UAE-イラン関係|海洋論争の解決方法は国際調停にある。

【アブダビWAM

 

アラブ首長国連邦(UAE)の英字日刊紙は、フィリピン政府が、中国が実効支配を強めている南シナ海、南沙諸島のスカボロー礁を巡る領土問題について、国連海洋法条約に基づき国際仲裁裁判所に提訴したことについて、「賢明な措置だ」と賞賛するとともに、「この措置は、UAEに帰属する島々(アブムサ島、大トンブ島、小トンブ島)を不法占拠し続けているイランに対しても、良き先例になるだろう。」と報じた。

1月22日、フィリピンのアルバート・デル・ロサリオ外相は、
スカボロー礁領有を巡る中国との紛争について、国際仲裁裁判所に提訴し、国際司法の判断に委ねると発表した。

 
スカボロー礁周辺海域は、良好な漁場であり、海底には莫大な天然ガスが埋蔵している可能性が指摘されていることから、中国による領有権の主張と実効支配の強化は、フィリピンのみならず、ブルネイ、マレーシア、ベトナム、台湾との領有権問題へと発展している。またこの地域(東アジア)では、同様に海洋権益と島の領有権を巡って、中国と日本(
尖閣諸島問題)、ロシアと日本(北方領土問題)、の対立がある。

「フィリピン政府の要求を国連海洋法条約に回付する判断は、正当なものだ。これこそが、南シナ海や東シナ海で領土問題を抱えている全ての国々がとるべき解決策だ。」とガルフ・ニュースは1月26日付の論説の中で報じた。


「近年、スカボロー礁周辺では、フィリピン、中国及び領有権を主張している国々のあいだで、相手国の漁民を拿捕したり、軽武装の法執行船を威嚇的に運用したり、疑わしい国家主権説を根拠に島に上陸して国旗を掲げる等の試みが繰り返されてきた。」


「領土問題の解決には、国際仲介裁判所による国際法に基づく調停こそが最善の方策である。イラン政府は、自身が不法占拠している
アラビア湾UAE帰属領土3島に関する取り扱いについて、この点を十分認識すべきである。」とガルフ・ニュース紙は報じた。(原文へ

翻訳=
IPS Japan 


 
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