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WAMアラブ通信

|パキスタン|今こそ支援の手を差し伸べるとき

【アブダビWAM

 

「今こそパキスタンに支援の手を差し伸べる時だ。7月末から2日間に亘ってパキスタン北西部を襲った集中的豪雨とそれに伴う洪水により、カイバル・パクトゥンクワ州のスワト渓谷だけでも45の橋が倒壊するなど、スワト(Swat)、シャングラ(Shangla)両地区へのアクセスが不可能となっている。

パキスタン
は36時間を越える過去数十年で最も激しい豪雨を受けて国家非常事態宣言を発令した。」と、アラブ首長国連邦(UAE)の日刊紙が報じた。

「現時点で洪水による死者は800人以上にのぼっており、100万人以上が家・田畑を失い被災難民となっている。向こう数日間で濁流は容赦なくさらに南下を続けシンド州に流入し、より大きな被害をもたらすだろう。」とガルフニュースは8月2日付の論説の中で報じた。

 
「パキスタン政府は未だに公式な支援要請を行っていないが、友好国は積極的にパキスタン政府に連絡をとり必要な支援物資を特定すべきである。UAEはいち早く行動をおこし、毛布、テント、衣料品、食料を含む緊急支援物資を現地に送り届けた。被害が拡大する様相が明らかな現状から今後の事態を考えると援助物資の重複を心配することなく積極的に新たな支援を現地に対して差し伸べるべきである。例えば、過去2日間、17機のヘリコプターが支援活動に従事しているが被害に対して投入機数が少ないのは明らかである。パキスタン軍はさらにヘリコプターを有しているが、今後保有台数を上回る台数が必要になる可能性もある。」と同紙は付け加えた。

国連人道問題調整事務所(UNOCHA
のパキスタン現地事務所は、「100万人以上の生活が洪水被害により深刻な影響を受けており、国連スタッフはパキスタン政府と協力して避難先、医療支援、飲料水、食料の供給に努めている。」と語った。

「今は、タリバンやアルカイダが国内で活動しているとするパキスタン政府に向けられた疑惑をめぐっる議論をするときではない。同国の国民は早急な緊急支援を必要としているのであり、国際社会は一刻も早くこの緊急事態に応えて各国ができる支援のありかたを見出すべきである。」とガルフニュース紙は結論付けた。(原文へ

翻訳=IPS Japan戸田千鶴


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