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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|日本|ローマ教皇の来訪を機会に死刑制度を巡る議論が再燃

International Symposium 【東京IDN=浅霧勝浩】

「いのちなきところ正義なし〜日本の死刑制度の今後について〜」と題した国際シンポジウム」が開かれ、日本政府に対してオリンピックが開催される2020年に一切の死刑執行を停止する呼びかけがなされた。日本は死刑制度を維持している56カ国の一つである。また先進国(=OECD加盟36カ国)の中では死刑制度を維持しているのは米国と日本と韓国のみである。

この国際シンポジウムは、23日から4日間にわたり日本滞在するローマ教皇フランシスコの到着を前に、来訪のテーマである「いかなる状況においてもすべての生命と人間の尊厳を守ることを中心に据える」を支持する意味合いを込めて、22日に開催された。

|視点|気候変動:人間中心の取り組み(池田大作創価学会インタナショナル会長)

Dr. Daisaku Ikeda /Photo Credit: Seikyo Shimbun【東京IDN=池田大作】

「最も多くの人が共有するものは、最も注意が払われにくい」とは、古代ギリシャの哲学者・アリストテレスの箴言である。

人間が陥りやすい心理を剔抉した言葉だが、現代においてその意識転換が特に急務となっているのは、地球温暖化の防止に向けた取り組みといえよう。

「尾崎行雄と三女・相馬雪香の信念と生き方」(石田尊昭尾崎行雄記念財団事務局長)

Takaaki Ishida/ Ozaki Yukio Memorial Foundation
【IDN東京=石田尊昭】

◆民主主義の厳しさ

尾崎行雄が最も問題にしたのは、国民一人一人の在り方。1917年、尾崎は当時の政党に対し「感情やしがらみで結びつき、国の利益よりも党の利益に走っている」と批判した。あれから100年経ち、皆さんも記憶に新しい2017年秋の総選挙。尾崎が100年前に言った、しがらみ、利害、自分の当落のためだけに動く政治家が、今の日本にいなければ問題はないし、尾崎財団も必要ない。しかし一昨年、我々はまざまざと(その姿を)見せつけられてしまった。ただ、そうしたのは誰か?誰がそんな政党を作ったのか?尾崎に言わせれば「そんな政治家を選んだ国民にこそ責任がある」。これが民主主義。民主主義は、それを守るための努力と覚悟を我々一人一人が持っていないと、あっという間に後戻りをしてしまう。この民主主義の危うさを分かっていた尾崎は、とにかく有権者一人一人の在り方を厳しく説き続けた。このことを忘れてはいけない。そしてこの有権者に対する厳しい目、厳しい言葉は、相馬雪香にそのまま受け継がれている。

尾崎を学ぶ伊勢と九州の学生さんたち(石田尊昭尾崎行雄記念財団事務局長)

Takaaki Ishida/ Ozaki Yukio Memorial Foundation【東京IDN=石田尊昭】

毎年、伊勢の咢堂記念館で開催されている「尾崎咢堂生誕祭」。今年は12月8日に開催されました。主催は、2019年に25周年を迎えるNPO法人咢堂香風です。同団体は1994年に、前身となる「咢風会・香風」として発足しました。

|世界人権宣言70周年|青年フォーラム、人権の今日的意義を問う

Photo: Youth Forum in Tokyo. Credit: Yukie Asagiri | IDN-INPS【東京IDN=浅霧勝浩】

1948年12月10日に国連総会がパリで世界人権宣言を採択した際、第二次世界大戦の恐ろしい経験を踏まえた、人権の歴史において画期的な文書が作成された。

戦争が終わり国際連合が創設されると、国際社会は、第二次世界大戦のような残虐行為が二度と繰り返されることがないよう固く約束するとともに、史上初めて、基本的人権の普遍的保護を誓い合った。

決して広島と長崎の悲劇を繰り返してはなりません。一人たりとも新たな被爆者を出してはなりません。(アントニオ・グテーレス国連事務総長)

Photo: Secretary-General António Guterres folds origami cranes with young Japanese leaders at the Nagasaki Peace Memorial. Credit: Dan Powell | UN Photo.

以下は、長崎での平和記念式典(8月9日)における、アントニオ・グテーレス国連事務総長のメッセージである。

【長崎IDN-INPS 

本日、この平和記念式典において、ご参列の皆様とともに、1945年8月9日に、ここ長崎で原子爆弾の攻撃で亡くなられたすべての方々の御霊に、国連事務総長として、謹んで哀悼の意を捧げられることを光栄に思います。今日ここにご参列の皆様、ならびに原爆のすべての犠牲者と生存者の皆様に対し、最も深い尊敬の念を表明します。

核保有国間の緊張が高まる中、核兵器の廃絶を訴える(中満泉国連軍縮問題上級代表)

Photo: High Representative Izumi Nakamitsu reading he UN Secretary-General‘s message in Hiroshima on 6 August 2018.以下は、中満国連軍縮問題上級代表が、広島での平和記念式典(8月6日)で代読した、アントニオ・グテーレス国連事務総長のメッセージである。

【広島IDN-INPS 

私はこの平和式典において、広島市民の皆様に敬意を表し、核爆発による目がくらむばかりの閃光の下、一瞬のうちに亡くなられた方々、またその数週間後、数か月後、数年後に亡くなられたすべての犠牲者の方々に、謹んで哀悼の意を捧げます。私は、被爆者とそのご家族の皆様との連帯を表明できることを光栄に思います。

1945年8 月6 日に広島で起きたことは、二度と繰り返されてはなりません。私たちの子どもや孫の将来がかかっているのです。

相馬雪香さんの言葉の力とリーダーシップ(石田尊昭尾崎行雄記念財団事務局長)

Takaaki Ishida at TTA/ Katsuhiro Asagiri|INPSIDN東京=石田尊昭】

今年は、尾崎行雄三女・相馬雪香(そうま・ゆきか)さんの没後10年にあたります。

去る6月14日、第40回女性経営者物流セミナー(主催:東京都トラック協会。企画・運営:東京都トラック協会女性部)で講演をさせて頂きました。テーマは、「相馬雪香さんの言葉の力とリーダーシップ」。

相馬雪香さんに学ぶ「心の力」(石田尊昭尾崎行雄記念財団事務局長)

Yukika Sohma/ Ozaki Yukio Memorial FoundationIDN東京=石田尊昭】

憲政の父・尾崎行雄が74歳の時の言葉――「人生の本舞台は常に将来に在り」。

何歳になっても「昨日までは予備門で、今日以後が本領を発揮する時である」という、とても前向きで力強い言葉です。

尾崎行雄は95歳で亡くなりましたが、その前年に「初落選」するまで、実に60年以上にわたり衆議院議員を務め、文字通り「生涯現役」を貫きました。

|日本|核兵器禁止条約加盟を求める圧力が高まる

Photo (left to right): Michiko Kodama, Assistant Secretary General of Nihon Hidankyo (Japan Confederation of A- & H- Bomb Sufferers' Organizations); Akira Kawasaki, Executive Committee Member, Peace Boat and an international steering committee member of ICAN; Terumi Tanaka, co-chairperson of Nihon Hidankyo (Japan Confederation of A- & H- Bomb Sufferers' Organizations); Haruko Moritaki, co-director of Hiroshima Alliance of Nuclear Weapons Abolition (HANWA). Credit: Katsuhiro Asagiri | IDN-INPS【東京IDN=浅霧勝浩】

日本政府は核兵器禁止条約(核禁条約)に署名・批准するよう求める国内からの圧力にさらされている。核禁条約は1945年8月に広島と長崎に投下された史上初の原爆を生きのびた被害者(ヒバクシャ)にもたらされた「容認しがたい苦しみ」に留意している。

昨年7月、国連加盟国のうち122カ国・地域が、正式には「核兵器の開発、実験、製造、備蓄、移譲、使用及び威嚇としての使用の禁止ならびにその廃絶に関する条約 (TPNW)」として知られる核禁条約を賛成多数で採択した。