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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|カリブ海地域|深刻度増すカリブ海地域のエイズ問題

 

【ポートオブスペインIPS=ピーター・リチャーズ

 

カリブ海地域は、アフリカ・サハラ以南の地域に次いで世界で2番目にHIV感染者が多い場所である。この問題について、世界的レベルの予防・治療・支援に向けた報告書(『Keeping Score 11』)がこの週末にかけて発表された。

カリブ海地域では1日に55人がHIVに感染し、そのうち38人が死亡。年間で20,000人が新たに感染し、1,4000人が死亡しているという。現在、同地域におけるエイズ患者・HIV感染者数は推定23万人に上る。


報告書では、特にセックスワーカー、同性愛者、薬物乱用者、若い女性や子供たちといった社会的に弱い立場の人々に感染者が多い事実を指摘。このような人々への対応(効果的な予防プログラムの策定や保健サービスの普及など)がHIV拡大を防ぐ重要な鍵になるとしている。

│移民│カリブ海諸国の二重国籍問題

 

【キングストン(ジャマイカ)IPS=ピーター・リチャーズ

 

昨年4月にジャマイカの裁判所がダリル・ヴァス議員には議員適格がないと判示して以来、二重国籍問題がジャマイカにおいて大きな問題になってきた。

与党・ジャマイカ労働党のヴァス議員が議員資格を剥奪されたのは、彼がジャマイカと米国の二重国籍を持つからであり、自発的に米国のパスポートを更新し、それを使って海外渡航していたためである。

|キューバ・中国|友好関係強化

【ハバナIPS=パトリシア・グロッグ

 

中国の胡錦濤主席は11月19日、2日間のキューバ訪問を終え、アジア太平洋経済協力サミット参加のためペルーへ向かった。同主席は、18日には病気療養中のフィデル・カストロ前大統領を見舞い、その様子はゴールデン・タイムのニュース番組で報道された。

ラウル・カストロ現首相は、来賓および300人の中国留学生の前で、1953年にウィーンで開催された社会・共産青年大会で習ったという毛沢東に捧げる歌を中国語で歌い、中国への謝意を表したという。(現在1,917人の中国人留学生が、キューバの大学でスペイン語、医学、看護、観光、心理学などを学んでいる)

|ハイチ・ドミニカ共和国|メディア、相互理解に立ち上がる

 

【ペデルナレスIPS=エリザベス・エアメス・ローブリング

 

ヒスパニオラ島にあるハイチとドミニカ共和国の格差は、特に国境地帯で明らかだ。ドミニカ南西部の砂漠地帯ペデルナレスは確かに貧しいが、そこには停電もなく、水道も舗装された道路も完備している。しかし、川を渡った配置のアンス・ア・ピトルは、舗装道路どころかわずかな井戸と、ソラー・パネルを設置した床屋、発電機を装備した小さなホテルがあるだけだ。ドミニカ側の岸壁には大型の船外モーター付きボートが並んでいるが、ハイチ側のモーター付き漁船は1隻のみ。残る10数隻は帆船だ。

|環境|ハイチはこれ以上の被害に耐えられない

 

【カナダ、アクスブリッジIPS=ステファン・リーヒ

 

西半球で最も貧しい国、ハイチは今、歴史上最悪の自然災害を経験しており、環境への脆弱性を軽減する大規模な解決策を必要としていると当局者や人道支援要員は言う。

8月、9月で4つの大暴風雨がハイチを襲い、1,000人が亡くなり、100万人が家を失った。国際援助隊が人命救助を行い仮設住宅を造っているが、国中広範囲にわたる枯れた土地はさらにダメージを受け、穀物や肥沃な土地や残り少ない木まで洗い流した。


「今この国は最悪な状態で、地球上上で最も環境危機がある場所だ。」人道支援団体の責任者で、国連開発計画(UNDP)ポルトープランスの責任者でもあるJoel Boutroue氏はTierraméricaの取材に応じて語った。

|キューバ|嵐に慣れるしか選択肢はない

【ハバナIPS=パトリシア・グロッグ

 

最新の公式推計によると、グスタフ、アイク、パロマと3つのハリケーンが3カ月足らずでキューバに総額100億ドルの被害を引き起こし、キューバの住宅の脆弱性が明らかになった。「気候変動の結果、ハリケーンが強大化し、我々には慣れるしか選択肢はない」と、8日にハリケーン・パロマの被害を受けた中東部を視察したラウル・カストロ国家評議会議長は語った。

ハリケーンの強風、豪雨、高波で、沿岸部の町では多くの人々が家を失った。ハリケーン・パロマによる被害はテレビ放映されたが、1932年に3,000人の命を奪ったキューバ史上最悪のハリケーン9号から76年目という日の直後の放映だった。だが今回は住民の避難は迅速に行われた。

|ドミニカ共和国|再び広まるハイチ人への差別

 

【サント・ドミンゴINPS=バレリア・ビラルド

 

「銃や刃物で武装したドミニカ人の集団に襲われ、逃げようとして足の骨を折り、家を焼かれた」と7人の子供を持つハイチ人のピティさんはINPSの取材に応じて語った。粗末な避難所に隠れたジーンさんは、「すべて失った。怖いのでハイチに帰ろうと思っている」という。2人はドミニカ共和国の北西部、ハイチ国境近くのエルセロに住んでいる。

ハイチ人の若者が雇われ先の地元農場主を殺害したとされる事件に怒ったドミニカ人が、10月29日にエルセロの家々に火をつけ、200人ほどのハイチ人の住民が逃げ出した。28日には別のハイチ人による殺人事件が原因で、暴徒によりハイチ移民が殺傷されている。

|カリブ海地域|奴隷制の歴史を記憶するプロジェクト

 

【ハバナIPS=オーランド・マトス】

アフリカ大陸からカリブ海地域に強制的に連れて来られた奴隷の歴史を後世に伝えようと、「奴隷ルートの記憶地」プロジェクトがユネスコ(国連教育科学文化機関)の主催で始まっている。アルバ島、ハイチ、ドミニカ共和国、キューバが参加している。

ユネスコ・ハバナ事務所の学芸員フレデリック・バチェロン氏は、「この企画の独自性は、物理的な場所だけでなく、非物質的な伝承をもプロジェクトの対象にしていることにある」と説明する。すなわち、アフリカ大陸から伝えられた踊りや歌、口承伝承などの保存が重視されているのである。2001年から05年の間に、90の無形文化財が指定されている。また、各国ごとに5つの場所を文化ツーリズムの目的地として指定することになっている。

|カリブ海諸島|注目が高まる携帯電話市場

【ポート・オブ・スペインIPS=ピーター・リチャード

 

カディーム・サイモン(17)は(通信会社のカラフルな広告が載った)新聞を片手に、携帯電話の最新機種の購入に際しTSTT (Telecommunications Services of Trinidad and Tobago)社あるいはDigicel社にするか迷っている。携帯電話を買い求める人々の長い列の中で、サイモンは「店員に対応してもらうまで少なくとも1時間は覚悟しているけど気にしないよ」と述べた。

カリブ海諸島の国々では近年、携帯電話市場が活況を呈している。その背景には地方行政によるネットワーク産業の自由化や英国企業の独占を排斥しようという動きがある。通信業界の自由化へ移行しつつある英領バージン諸島では、新規参入を妨害する動きを規制するための法律を導入。Communications and Works Ministerのアルビン・クリストファー氏は「通信業界の自由化は戦略的な措置を伴う複雑なプロセスである。我々は独立機関の設立とその効率的な活動により、公正かつ有効な競争を確保できるようにしたい」と語った。