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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|ニカラグア|カリブ海沿岸地域住民への差別

マナグアIPS=ホセ・アダン・シルヴァ

 

中央アメリカ議会(PARLACEN)のブリジット・ブディエ・ブリアン議員の異議申し立てによりニカラグアで初めて行われた人種差別裁判で、同国沿岸地域に住む先住民族およびアフリカ系住民、特に女性に対する差別的扱いが明らかになった。

ブリアン議員のティーンエージャーの娘が白人の友達数人とディスコへ行き、一人だけ入場を拒否されたことが事件の発端となった。議員は調査を開始。首都マナグアのナイトクラブでも先住民族あるいはアフリカ系住民、特に女性が入場を拒否されている事実が明らかになったのだ。


ニカラグアカリビアン沿岸自治区大学(URACCAN)のアルタ・フーカー学長は、これは単にナイトクラブの問題ではないと言う。

│ハイチ・ドミニカ│連帯するハイチの移住労働者

 

【サントドミンゴIPS=エリザベス・イームス・ローブリング、オーグスト・キャンテイブ

 

雨の降るある土曜の夕方、サントドミンゴの労働者街にある雨漏りのする車庫にハイチの移住労働者たちが集まり、住民組織を結成した。彼らはみなドミニカ共和国において差別された共通の体験を持っている。

ある人は、ハイチ人がドミニカ人に殴られ、歯を6本も折るのを目撃した。しかし、目撃していた彼は不法滞在だったため、助けを呼ぶことができなかった。

|米国-キューバ|禁輸反対の機運をもたらすルーガー・レポート

【ワシントンIPS=ジム・ローブ

 

23日にR.ルーガー上院議員がキューバ政策の見直しを訴えたことで、米・キューバ関係がオバマ大統領の選挙戦での約束以上に変化する兆しが出てきた。元上院外交委員会議長のルーガー氏は外交政策に経験豊かな共和党議員で、キューバへの禁輸は「米国の国益にならない」と報告した。

The Cuba Wars(キューバ戦争)」の著者でシンクタンク米州対話フォーラムのキューバ専門家であるD.エリクソン氏は、「ルーガー議員の発言はキューバ政策の変更に好意的な環境を作り上げた」といい、人権団体ラテン・アメリカ・ワシントン事務所(WOLA)のキューバ専門家G.テイル氏も「変化の機運をもたらした」とエリクソン氏に同意した。

|独占記事|金融|ファンドの利益はケイマン諸島に逃れる

 

【ニューヨークIPS=ルーシー・コミサー

 

バラク・オバマ大統領は、金融機関によるオフショア・センターを利用した税金逃れを摘発すると表明した。それならば世界有数の民間銀行グループ「ジュリアス・ベア・グループ(チューリッヒ)」の米国子会社から始めてはどうだろう。

ジュリアス・ベア・グループは3,000億ドルの資産を管理し、2007年の利益は11億ドル以上とされる。その米国における子会社が「ジュリアス・ベア・インベストメント・マネジメント(JBIM)ニューヨーク」である。

|カリブ海地域|ハイテク・ネットワーク設立で武器密輸を監視

 

【ポート・オブ・スペインIPS=ピーター・リチャーズ

 世界では約5億の小型武器が使用されており、それによって年間約5億人が殺害されている。カリブ諸国では、今年に入り既に100人の犠牲者が出ている。

トリニダードに本部を置くImplementation Agency for Crime and SecurityIMPACS:犯罪治安実行機関)のリン・アン・ウィリアムズ事務局長は、ある国で犯罪に使用された武器が別の国で再び使用されることも珍しくないと言う。


ジャマイカ、トリニダード・トバゴ両政府は、拳銃の密貿易と麻薬売買の関係を把握しており、コロンビア、ハイチ、ホンジュラス、ベネズエラといった国々から高性能小型武器が送りこまれているとしている。

|キューバ-米国|誰の「機会」か?

 

【ハバナIPS=パトリシア・グロッグ】

 

バラク・オバマ大統領率いる米新政権に対し、キューバでは両国関係の緊張緩和への期待が高まっている。しかし、一部学者の間では懐疑論も聞かれる。

ハバナ大学のルイス・レネ・フェルナンデス氏は「日が経つにつれ、対キューバ政策に関するオバマの考えについてだんだん楽観できなくなっている」とIPSの取材に対し述べた。


「米国の専門家は対キューバ封鎖解除の必要を説いているが、新政権はキューバへの航行の自由化以外に両国関係改善の意向は少ないのではないか。最近のオバマや国務長官に就任するヒラリー・クリントンの発言が今後の政策を示唆するものとすれば、大きな変革が期待できる根拠は見えない」と話す。

|キューバ|孤立から中南米諸国仲間入りへ

【ハバナIPS=パトリシア・グロッグ

 

2008年キューバは活発な外交政策を展開し、実り多い成果を得た。2月にキューバの大統領に就任した前大統領フィデル・カストロ氏の弟ラウル・カストロ氏は初の公式訪問国としてベネズエラとブラジルを選び、ラテン・アメリカ諸国やカリブ海諸国と統合する意思を表明する一方で中国やロシアとの外交関係も維持する構えを見せた。

12月16日から17日にかけてブラジルで開かれた初の統合と開発に関するラテン・アメリカおよびカリブ海諸国首脳会議においてキューバは地域の21カ国が加盟する政治討議と調整フォーラムであるリオグループに正式加盟を認められた。

|キューバ|「私は男であるが、涙を出すこともある。」

 

【ハバナIPS=ダリア・アコスタ

 

中南米の男性は、本当の男とは、強靭である、出世する、分別をわきまえている、という価値観のもとに育てられる。キューバも例外でないが、アレハンドロ・ロペス氏は、2007年12月、「男らしさとジェンダー暴力についての覚醒ワークショップ」(Masculinity and Gender Violence Awareness Workshop)に参加してから、家庭や職場での人への接し方が変わった。「みんなに言って回りたい。涙を流しても、男らしくないわけじゃないと。」ロペス氏は、感情を押し殺す必要のないことに気づいた。

偏った男らしさの価値観は、暴力的、権威主義的、競争的な行動につながる。1990年代の調査によると、殺人事件の女性の犠牲者は、47%が夫か恋人に殺害されている。最近のラスヴィリャス中央大学の研究でも、侮蔑、怒号、権利の抑圧、脅迫、過重労働、排斥など家庭内暴力が浮き彫りになっている。

│カリブ海地域│経済│世界的不況で沈む観光産業

【ポートオブスペインIPS=ピーター・リチャーズ

 

セントルシアに住むマリア・ハーベイさんは、冬のボーナスを楽しみにしていた。しかし、彼女がボーナスの代わりに受け取ったのは、彼女をレイオフにすることを告げる会社からの通告書であった。マリアさんは、世界的な経済不況の影響で苦しむカリブ海地域の観光業に従事している。

カリブ海諸国は観光産業に大きく依存している。カリブ観光業協会によると、昨年の観光客は2300万人で、2002年から19.4%増であるという。昨年の売り上げは570億ドルで、2006年の254億ドルから急増している。

│キューバ│ハリケーン「アイク」で家を失った人びと

 

【ギバラ(キューバ)IPS=ダリア・アコスタ

 

9月8日から9日にかけて、キューバ東部をハリケーン「アイク」が襲った。キューバ政府によると、海岸沿いのギバラ地区では、暴風によって海水が陸上を1000mも浸して、砂浜を破壊し畑を水びたしにした。サンゴ礁すら揺れていたという。

「アイク」の被害にあった多くの人びとは、1963年にキューバを襲い1000人以上の命を奪ったハリケーン「フローラ」よりもアイクの方が強烈だったと証言する。


今回は政府が数十万人に対して早期の避難を呼びかけていたため、死者はわずか7人ですんだ。しかし、多くの人びとが家を失う結果となった。ホルギン州では海岸沿いの11地区中7地区が完全に消失した。