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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
│リビア│新しい旗の下でもつづく昔のやり方

he scars of war in Tripoli's Abu Salim district. Credit: Karlos Zurutuza/IPS.

【トリポリIPS=カルロス・ズルトゥザ】

 

「もし四輪駆動車なんて運転していたら、カダフィ派かって言われるだろうね。今では、反乱勢力の司令官クラスなら、ほとんどが四輪駆動車を持っているよ。」と、トリポリの交通渋滞から抜け出てきたバシャールは語った。

首都のトリポリが8月に反乱勢力の手に落ちて以来、バシャールは、ボロボロになったタクシーの窓から、街の変化を見てきた。30才のバシャールは、大半のリビア国民と同様に、生まれてこの方、故ムアマール・カダフィ氏による独裁政治以外の政体を知らない。

|気候変動|排出削減合意に向けて僅かな前進(ダーバン会合)

【ダーバンIPS=クリスティン・パリッツァ】

 

中国、南アフリカ、ブラジルの新興諸国は、南アフリカのダーバンで開催中の国連気候変動サミット(国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議:COP17)において、2020年からの法的拘束力がある温室効果ガスの削減義務を受け入れる可能性を示唆した。

IPSダーバン国連気候変動サミット特集ウェブサイト

気候変動の専門家は、3か国が法的拘束力がある義務を負う可能性を積極的に考慮すると表明したことは、たとえそれがすぐに効果をもたらすものでなかったとしても、今年の気候変動枠組交渉における主要な政治課題の一つの克服に向けた「大きな一歩」となる可能性があると見ている。

|アフリカ|あまり報道されない恐るべき実態‐男性のレイプ被害者の声

John is one of the victims of male rape in the Democratic Republic of Congo who was brave enough to speak out about his horrifying experiences. Credit: Moses Seruwagi

【カンパラINPS/SNS=モーゼス・セルワギ】

 

ここは東アフリカのウガンダにある病院。ここでは、プライドと自尊心を喪失し、深いトラウマに苛まれている男性のレイプ被害者達が治療を受けている。彼らは、自らの身に降りかかったこの恐ろしい犯罪について、率直にその時の経験を語ってくれた。

「以前は、レイプというと被害者は女性のみだと思っていました。今となっては、私は自分自身が分からなくなってしまいました。肛門と膀胱に常に痛みを感じますし、特に膀胱は水が内部に溜まって膨れ上がっているように感じます。自分がもはや男性だとは思えないのです。自分が将来、子どもを儲けるかどうかも分からないのです。」と、コンゴ民主共和国(DRCから逃れてきた27歳の難民男性(ジョン=仮名)は語った。彼は、内戦や部族間闘争が続くアフリカ大陸各地で数千人規模に及ぶと考えられている男性のレイプ被害者の一人である。

│東アフリカ│オバマ政権、「神の抵抗軍」征伐へ軍事支援

 Southern Sudanese civilians displaced by LRA Attacks in Yambio, Sudan. Credit: UN Photo/Tim McKulka【ワシントンIPS=ジム・ローブ】

 

米国のバラク・オバマ大統領は10月14日、約100人の軍事顧問団をウガンダをはじめとする周辺諸国に派遣し、「神の抵抗軍」(LRA)征伐の支援を行うことを発表した。

ホワイトハウスが公表したオバマ大統領が議会指導部に通告した書簡には、「今回の派遣人員は緊急の場合には戦闘に対応はできるが、その任務はあくまで、「神の抵抗軍」の指導者ジョセフ・コニーと幹部の排除を目的とする現地国軍パートナーに対する情報提供や助言に限られている。」「派遣部隊は、12日のウガンダ派遣を皮切りに、南スーダン、中央アフリカ共和国、コンゴ民主共和国に対して、それぞれの国々の承認を得た上で、派遣される。」と記されている。

LRA
の指導者ジョセフ・コニーとその他4人の司令官は国際刑事裁判所によって2005年に戦争犯罪と「人道に対する罪」で起訴されており、人権団体はオバマ政権の方針を歓迎している。

│南スーダン│石油紛争勃発の恐れ

Southern Sudanese soldiers from the armed faction of the Sudan People's Liberation Movement. Credit: Peter Martell/IRIN

【ジュバIPS=チャールトン・ドキ】

 

スーダン・南スーダン国境沿いの住民らが、石油をめぐる両国間の紛争が戦争に発展する危険にさらされている。

スーダンの南コルドファン州、青ナイル州近辺では、スーダン国軍とスーダン人民解放軍・北部(SPLA-N)との衝突が続いている。

スーダン・南スーダン両国の石油生産のうち85%は、南スーダンで行われており、その大部分はベンティウ州、上ナイル州からのものである。もう少し内陸に入ったジェングレイ州でも石油を産出している。南スーダン石油鉱業省のガトベク事務次官によると、通常どおり生産できていれば、南スーダンの生産能力は日産30万バレルだという。

|カメルーン|娘を「守る」ために胸にアイロンをかける?

 

Dr. Sinou Tchana, whose mother tried to iron her daughter【カーディフINPS/SNS=エヴァ・フェルナンデス・オルティス】

 

「神さま、どうか私の胸を無くしてください。」ジョイス・フォーガブはブレスト・アイロニングに苦しめられた数か月の間、この言葉を毎晩唱えて神に祈ったものだった。カメルーンで4人に1人の母親が娘に施術しているこのぞっとするような慣習は、女性としての性的な発達を遅らせることを意図したものである。

ジョイスがブレスト・アイロニングの洗礼を受けたのは8歳の時であった。「母は平らな石を拾ってきて、それが焼けるまで数分間火に炙ったの。彼女はその石がとっても熱いことを知っていたから、自分の手は保護していたわ。そして石を持つとそれを私の胸に押し当てて、しっかりともみほぐしたの。私はあまりの痛さに家を飛び出したの。とてもおぞましい経験だわ。」と今は25歳になったジョイスは当時の経験を振り返った。

│南スーダン│ハンセン病とたたかう人々

After a lifetime of struggle, Laurence Modi hopes to improve his home and one day start a family. Credit: Simon Murphy

【ジュバIPS=ダニエル・バティスト】

 

一見したところ、ジュバ郊外にあるロクウェ村は南スーダンの普通の村と同じように見える。しかし、地元の診療所を見てみると、ここが普通の場所とは違っていることに気づく。

何十人もの患者が、日光を避けて屋根の下に入ろうとしている。四肢が曲がっている人も少なくない。歩きまわれる人もいるが、歩くのもやっという人もいる。ここロクウェは、ハンセン病患者が身を寄せる場所なのである。

|軍縮|核実験禁止にまた一歩近づく

Wikimedia Commons

【ベルリンIDN=エヴァ・ウェイラー】

 

いくつかのハードルをまだ乗り越える必要があるものの、世界がまた、すべての核爆発を世界中どこでも、誰によるものであっても禁止する世界的な条約の発効へとまた一歩近づいた。包括的核実験禁止条約機構(CTBTO)準備委員会は、9月20日、ギニアが155番目のCTBT批准国になったことを発表した。

西アフリカにあるギニアは貧しい国ではあるが、ボーキサイトの埋蔵量が世界の25%以上を占めるなど、天然資源が豊かである。人口は約1000万人で、ダイヤモンドや金、その他の金属も産出する。

女性と女子の力を解放する

 

【ワシントンIPS=カンヤ・ダルメイダ】

 

ケニアのエヌーサエン村に生まれたカケンヤ・ヌタイヤは、もし母親が、地元の学校に娘をやると強く主張してくれなかったら、5才で婚約し、13才までに結婚することになっていただろう。

カケンヤ
は成長すると、父親に「もし高校卒業まで就学を許してくれたら、割礼を受ける」と説き伏せ進学の許可を得た。さらに村の長老たちと交渉して、大学入学のために米国に渡ることを認めさせた。

「私は米国の大学に入って初めて、性器の切除が違法であること、私には権利があること、そして私たちの生まれながらの権利を守る用意のある人々がいることを知ったのです。」とカケンヤは9月12日にワシントンDCで開催された会議で、人権活動家たちを前に語った。

|リビア|裏路地(Zenga Zenga)に追い詰められているのは誰か?

【アブダビWAM

 

「ムアンマール・カダフィ大佐がリビア国内の革命勢力を家から家に、路地裏から路地裏(Zenga Zenga)へと徹底的に追い詰めると脅迫しているテレビの映像(記事の下に添付したYoutube映像参照)は決して忘れないだろう。」とあるアラブ首長国連邦(UAE)紙の編集長は語った。

事実、この映像はウィルスのようにソーシャルネットワークやユーチューブを通じて急速に世界に広まった。そして政治的イベントとしては前例のないほど、歌や映像クリップに加工されて大々的に扱われたのである。もちろん、カダフィ大佐の言っていることを真に受けるのではなく、あくまでもジョークとして軽いノリで扱われたのは言うまでもない。そしてこのようなイメージこそが、アラブ地域や国際社会が捉えているカダフィ大佐の真の姿を投影したものである。カダフィ大佐はピエロのような存在とみなされてきた。人々がアラブサミットの中継番組を見るためテレビの前に座り、カダフィ大佐の演説に耳を傾けたのは、このピエロが次に何を言うか、一種の娯楽として関心を払ったにすぎない。従って誰も、とりわけこの20年間について、カダフィ大佐の言動を真面に受け止めたものはいない。