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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER

|アフリカ|国連人道支援担当の高官、国際社会が無視してきた危機に対する支援を訴える

【国連IPS=ニコ・キリヤコウ

 

「一つ根本的な点について合意しましょう」とヤン・エグランド国際連合人道問題担当事務次長兼緊急援助調整官は、国連安全保障理事会で語った。「人間の生命は、その人がどこの生まれであろうと同じ価値を持つものであり、危機に直面している地域がウガンダ北部であろうが、イラク北部であろうが、同じように注目すべきです。そのことはかつてコソボが世界の注目を浴びたように同様の注目がコンゴに対してもなされるべきです。」

アフリカ各地で起こっている深刻な危機-ウガンダ北部で再燃した「神の抵抗軍」と政府軍の内戦、今年になって既に25万人がエイズで命を落としたアフリカ南部を襲う旱魃と食糧危機、20万人のダルフール(スーダン)難民の流入で緊張関係が高まる隣国チャド、援助支援国と政府の対立が深刻な援助削減となったジンバブエの惨状、大統領選後の治安悪化で隣国のベニン、ガーナに難民が流入しているトーゴ等-国際社会からの支援があまりにも少ない或いは届いても手遅れだったりして、あまりにも多くの人々の命が失われている。

国際社会の注目(=先進各国の開発援助)には欧米メディアが大きな影響を及ぼしているが、スーダンのダルフール地方の虐殺問題等、メディアの注目が有効に機能した事例がある一方で、北ウガンダの問題のように当事国の大統領が西側政府に友好的で欧米メディアも積極的に内政に関する問題を取り上げなかったケースや、視聴率に繋がる「単純で分かりやすい=インパクトのあるもの」のみを取り上げる趣旨から上記の深刻な危機が取り上げられることなく、結果的に国際社会の支援も届きにくいという悪循環を現出しているのが実情である。国連安全保障理事会で取り上げられたそうしたアフリカの危機問題を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

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