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|エジプト|シナイ半島の爆破事件は増えるだろう

カイロIPS=アダム・モロウ

 

紅海に面したリゾート地ダハブで、4月24日、スーパー/カフェテリアを標的とした3件の同時爆破事件が起き、外国人観光客5人を含む18人が死亡、85人が負傷した。警察は、多数の容疑者を拘束したが、犯人の特定はできていない。

2004年10月には、シナイ半島のタバおよびヌエバアでも同様の事件が起き、少なくとも30人が死亡。2005年7月には、シナイ半島南部のリゾートSham el-Sheikhでも爆破により80人強が死亡している。(事件後、当局は、取調べのためベドウィン系住民を中心とする大量検挙を行った。タバ事件だけで、約3千人が拘束され、厳しい取調べを受けたという。)

 
シナイ半島の爆破事件はそれだけではない。昨年8月には、地雷により多数の警察官が死亡した他、エジプト/イスラエル国境地域監視に当たる平和維持部隊のカナダ兵士2人が、路肩爆弾で負傷している。また、ダハブ事件の2日後には、2人の自爆テロリストが、シナイ半島に駐留する国際平和維持部隊基地を攻撃している。(爆発が小規模であったため、被害は犯人2人の死亡に止まった。)

内務省担当官は、4月26日の事件は、攻撃の規模/方法から見てテロ組織分派の仕業ではないと見ている。

アル・アハラム政治戦略研究所のザイド次長は、「これら一連の爆破は、国家権力掌握を目的とした1980年代のイスラミア、イスラム聖戦などの武装イスラム組織と異なり、警察権力に対する復讐といったそれぞれの理由に基づいて組織された新たな地方テロ・ネットワークの仕業」と見ている。同氏は、「現在は1-2の組織に止まっているが、爆破事件による国内の混乱に乗じて、今後その数は増加するのではないか」と懸念している。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

 

 

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