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|ケニア|注目されないキシーの難民たち

 

【キシー(ケニア)IPS=クワンボカ・オヤロ、1月11日】

ケニア大統領選挙で現職のムワイ・キバキ大統領陣営が不正を行ったとの疑惑に端を発した暴動で、すでに25万人が移住を余儀なくされ、500人以上が殺害されている。

ケニア西部キシー市Kisii)にある大聖堂にも、すでに1週間以上前から2000人ほどの難民が身を寄せている。

政府は、キバキ大統領の敵対候補であるライラ・オディンガ氏(オレンジ民主運動)支持が多い近隣のカレンジン人の居住地域から、大統領に親和的なキシー人をここキシー市へ連れ出してきている。

 
ある男性は、「私は単にキシー人だというだけの理由でここへ連れてこられた。でも、どこへ行ったらいいのかわからない」と話す。この男性によると、住民の中には、家を焼かれたり「家に戻ったら殺す」と脅されたりした者もいるという。

赤ちゃんを抱えたある女性は、疲れきって話すこともできない。涙が彼女のほほを伝っている。彼女の夫と子供は、暴動の渦中で殺害されたかもしれないという。

教会も食糧を配給するなど何とか難民支援をしようとしているが、あくまで一時的な措置に過ぎない。メイズの収穫はまだ1ヶ月も先のことだ。

難民たちは、政府はキシーの難民を無視しているとして怒りをあらわにしている。また、現地にいる記者たちも、キシーの窮状がメディアを通じて伝えられていないと危機感を口にした。

すでに、3000人以上の難民がケニアから隣国ウガンダに流出しているとの報道もある。

ケニア暴動から逃れようとしている難民の窮状について報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan

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