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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|人権|カンボジア|数十年の時を経てS-21刑務所の生存者が語る真実

 

【プノンペンINPS=ロバート・カーマイケル

 

「私は手錠をかけられ床にうつ伏せになって横たわるよう命じられた。」と老人は裁判官に向かって証言した。

「看守たちは棒の束を持ってきて床に放り投げました。棒の束は床に落ると大きな音が響きました。そして好きな棒を選ぶように言ったのです。私は彼らに、『兄弟、たとえどれを選んでもその棒で私を殴るのだろう。それならどれにするかは君次第だよ。』と応えました。」

|カンボジア|白日の下に曝されるクメール・ルージュの残虐行為

【プノンペンIPS=マルワーン・マカン・マルカール】

 

クメール・ルージュ元指導者の残虐行為を裁くカンボジア特別法廷(ECCC)による裁判が5月30日から始まる。

4人の被告のうち最初に裁かれるのは、クメール・ルージュ時代(1975年4月から1979年1月まで)最大のトゥールスレン刑務所(S-21)の所長カン・ケ・イウである。同刑務所では女性、子どもを含む少なくとも12,380人が拷問、強制労働などで死亡している。


ヒューマン・ライツ・ウォッチのカンボジア人調査員サラ・コルム氏は、「トゥールスレン刑務所がカン・ケ・イウ(俗称ドッチ)裁判の中心となる。我々は、同刑務所がどの様に機能していたか、そこでどの様な犯罪が行われていたかを知ることになろう」と語る。

|ニカラグア|カリブ海沿岸地域住民への差別

マナグアIPS=ホセ・アダン・シルヴァ

 

中央アメリカ議会(PARLACEN)のブリジット・ブディエ・ブリアン議員の異議申し立てによりニカラグアで初めて行われた人種差別裁判で、同国沿岸地域に住む先住民族およびアフリカ系住民、特に女性に対する差別的扱いが明らかになった。

ブリアン議員のティーンエージャーの娘が白人の友達数人とディスコへ行き、一人だけ入場を拒否されたことが事件の発端となった。議員は調査を開始。首都マナグアのナイトクラブでも先住民族あるいはアフリカ系住民、特に女性が入場を拒否されている事実が明らかになったのだ。


ニカラグアカリビアン沿岸自治区大学(URACCAN)のアルタ・フーカー学長は、これは単にナイトクラブの問題ではないと言う。

|ビルマ|政治囚釈放を求める大規模キャンペーン始まる

 

【バンコクIPS=マルワーン・マカン・マルカール】

 

「政治囚の解放なしにビルマの平和と発展は有り得ない」。Su Mon Aye氏は2000年、民主化活動に学生として参加していた19歳の時、最年少政治犯として逮捕された。今月始まる『Free Burma’s Political Prisoners Now!(ビルマの政治犯を今すぐ釈放せよ:FBPPN)』と題された世界的規模のキャンペーンを前に、彼女は「我々が自由を手に入れるためには軍事政権を打倒する必要がある」と、訴えた。

同キャンペーンではビルマの全ての政治囚釈放を求め国内150の人権団体が世界各地で署名活動を行い100万人の署名を目指す。FBPPN広報のSoe Aung氏は「政治囚釈放が実現するかどうかは、同国の民主化の進度を見る判断基準となるだろう」と、IPSとの取材に応じ語った。

|オーストラリア|危機にひんする先住民族の言語

【メルボルンIPS=スティーブン・デ・タルチンスキ】

 

オーストラリアの言語は主に英語で、その他にイタリア語、ギリシア語、広東語、アラビア語などが使用されている。さらに100を超える先住民族の言語が話されているが、その今後が危ぶまれている。

2005年の全国先住民族言語調査報告書によると、250の先住民族言語のうち全年齢層で話されているのは18言語で、110言語は高齢者だけしか使っていない。その他は消失した。アボリジニ・トレス海峡島しょ民言語連盟(FATSIL)のP.ハーバート氏は「先の見通しは暗い」という。

│バルカン│いまだに苦しんでいる元セルビア兵士たち

 

【ベオグラードIPS=ヴェスナ・ペリッチ・ジモニッチ】

 

セルビアの軍事医療アカデミーが『セルビア退役軍人の健康状態と保健ニーズ』と題する報告書を発表した。セルビアの元兵士たちが、バルカン半島での軍事紛争終結から10年近くたった今もなお、苦しみ続けていることが明らかにされている。

1991年から95年にかけてのクロアチア、ボスニアでの戦争、1998年から99年にかけての
コソボでの戦争に参加したセルビア人は約40万人と推計されている。セルビアの人口は750万人。


調査対象は2399人の元兵士で、平均年齢は45.7才。そのうち、実に84%の元兵士が、主に心臓や血管などの慢性的な健康問題に悩まされている。また、54.1%が精神上の健康問題を抱え、3分の1が鬱やアルコール中毒を患っている。

│ビルマ│人権│少数民族ロヒンギャの問題に「バリ・プロセス」を活用か

【チャアム(タイ)IPS=マルワーン・マカン-マルカール】

 

東南アジア諸国連合(ASEAN)が「バリ・プロセス」と呼ばれる地域メカニズムをビルマの少数民族ロヒンギャに対する人権侵害の問題で利用する可能性が出てきた。

同メカニズムは、アジア太平洋地域における人身取引の問題解決のために2002年2月に創設され、現在50ヶ国が参加している。ロヒンギャ問題の大元であるビルマはこのプロセスに参加していないが、4月14日から15日にかけて、この問題に関する会合がバリで開かれる予定だ。

|コロンビア|内戦の渦中に置かれたアワ族

 

【ボゴタIPS=コンスタンサ・ヴィエイラ】

 

コロンビアの反政府左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」は、国軍の情報提供者だとしてアワ族のインディオ8人を殺害したことを認める声明を発表した。軍事問題の専門家アリエル・アヴィラ氏によると、内戦で荒廃するナリーニョ県に暮らすこの先住民族は自警団を結成しているという。

ボゴタを拠点とするシンクタンクCorporacion Nuevo Arco IrisArmed Conflict Observatoryのメンバーであるアヴィラ氏は「自警団が国軍によって創設されたのか、あるいは先住民族が自発的に結成したのかが議論となっている」と述べている。

|スリランカ|国連に対する民間人保護要求高まる

 

【国連IPS=ハイダー・リズヴィ】

 

シンハラ人主導の政府軍と中央支配脱却を望むタミール民兵との新たな戦闘に巻き込まれたスリランカ北部住民の窮状に、国際人道団体から国連の介入を求める声が上がっている。

昨年12月から再び始まった戦闘で、24万の民間人が戦闘地域に封じ込まれ、既に3万の避難民がシェルターを必要としている。

|東南アジア|新たなボートピープル、ビルマのイスラム少数民族ロヒンギャ

 

【バンコクIPS=マルワーン・マカン・マルカール】

 

1月半ばにビルマ(ミャンマー)のイスラム系少数民族ロヒンギャの難民1,000人あまりがタイ当局によって洋上に連れ戻されて行方不明になっていると国際メディアに報じられて以来、ロヒンギャ族の窮状が注目されている。

バングラデシュと国境を接するビルマ西部アラカン州を故郷とするロヒンギャ族がビルマ軍事政権の迫害から逃れて国外に脱出するようになったのは、今に始まったことではない。