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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|米国|新運転免許法、「交通安全を悪化させる」、「移民に排他的」として非難される

【ワシントンIPS=アビッド・アスラム】

テロとの戦いの一環として、米国上院は、各州当局が新たに運転免許証を発行する際に4種類の書類を確認することを義務付ける「Real ID Act」を可決した(現在ブッシュ大統領の認可待ち)。新法案支持の背景には9・11同時多発テロを引き起こした犯人達がいずれも(国内で身元保証証として幅広く使用される)運転免許証を所持していたことが挙げられている。

一方、アメリカ自由協会(ACLU)等の人権擁護団体は、本法案は国内の移民取締りを強化し、亡命を求めて来る人々をいたずらに追詰めるものであり、交通安全の観点からも、無免許運転者を増加させる結果になりかねないと批判している。新運転免許法を巡る賛否両論を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

 

|人権|送還されたエジプト人捕囚は拷問に直面する

【ニューヨークIPS=ウィリアム・フィッシャー】

 

人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は水曜日(5月11日)に発表した報告書「ブラックホール:エジプトに送還されたイスラム主義者の運命」の中で、「米国、欧州諸国、アラブ諸国は結託してイスラム過激派として拘束した容疑者をエジプトに『引渡し』ており、多くがエジプト治安当局の手により拷問に晒されるか、中には行方不明になるものもいる」として、(虐待されることを知りながらその国に囚人を引き渡すことを禁じた)国際法を遵守しエジプトへの囚人引渡しをやめるよう訴えた。

また、エジプト出身の過激派と目された人々がアラブ諸国で正式な法手続きを経ることなく強制送還される事例が増加している件に関して、「その背後に米国の圧力が大きく作用している」と指摘した。テロとの戦いという大義名分の下、世界各地で非合法な手段で多くの被疑者が逮捕、引渡し、拷問に晒されているとして改善を求めているHRW報告書について報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

関連記事:

|エジプト|旅行者がエジプト経済の生命線を維持している

 

ホワイトハウスのプライバシー、チェイニーグループに関する情報公開の要求から守られる

【ワシントンIPS=アビッド・アスラム

 

米国のアドボカシー団体(The Sierra Club environmental organisation and Judicial Watch)は、現在議会に提出されているエネルギー法案(ディック・チェイニー副大統領のタスクフォース作成、新たに自然保護地域での天然ガス、石油採掘、原子力発電推進を念頭にした法改正等を提唱)の策定過程でケネス・レイ元エンロン会長や企業幹部、ロビイスト達の過度の干渉があったとして、過去4年間に亘って法廷論争を通じてホワイトハウスに関連資料の公開を要求してきた。


ワシントンDC連邦上訴裁判所は、5月10日、下級裁判所に対して原告の請求を棄却するよう指示する裁定を下した。


この裁判は、ホワイトハウスに対する市民団体の情報公開請求がどの程度可能かを占うテストケースと見られてきたが、上訴裁判所の裁定は、市民の知る権利よりもホワイトハウスの秘密保持の権利をより重く判断したものとなった。今回の裁定を巡る政府、市民団体両者の議論と論争の背景を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

|イラン|混迷続くフゼスタンへの独立系ジャーナリストのアクセスが求められる

イランと米国間の緊張関係が高まる中、ヒューマン・ライツ・ウォッチは、火曜日(5月10日)、フゼスタン州南部で先月起こったアラブ系住民の抗議活動に端を発するイラン当局との衝突で少なくとも50人が殺害されたと発表し、イラン政府に対して独立系ジャーナリスト及び人権モニターの同地域への入国を許可するよう求めた。

イランと国境を接するフゼスタンはイランでは少数民族のアラブ系住民が多数を占める地域で、イラン・イラク戦争時の農地の強制接収や非アラブ系住民の同地への移住政策など、イラン政府への不満を募させてきた。

一方、イランの核開発を阻止することに神経を尖らせている米国政府は、核関連施設への攻撃案に代わる選択肢として、イランの少数派民族による反政府活動(ポーランドの連帯やウクライナのオレンジ革命のようものを想定)を支援する方策を検討しているとの指摘もある。フゼスタンを巡る国家間の思惑と地域住民に燻る少数民族が直面してきた状況を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝

|インド|人権|ムンバイの踊り子にとって最後の幕引き

【ニューデリーIPS=ランジット・デブラジ】

 

西ムンバイの「ダンスバー」で少女達が男性客を誘惑してお金を払わせる行為が、先月、マハラシュトラ州当局の決定で禁止されたことにより、(この業界に従事する)約100万人が生計の道を絶たれる事態に直面している。

そして彼女たちとともに、この港湾都市の喧騒を形作ってきた――1930年代のかつての中国上海の佇まいをほうふつとさせると多くの人々に言われている―― 一つの特色も消失する危機に直面している。

地元保守層の後押しにより施行された禁止令であるが、多くの周辺産業に従事する低所得者の生計を奪い、行き場を失った踊り子達(長い歴史があるインド伝統舞踊を継承している側面もある)が、売春宿などのさらに劣悪な環境に追いやられる危険性が指摘される中、ソニア・ガンジー総裁は「人間の顔が見える」改革を約束した。賛否両論を呼んでいる禁止令を巡る実情を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

|ジンバブエ|通信社が閉鎖される中、自由も消えていく

【ハラレIPS=セカイ・ンガラ】

 

昨年、ジンバブエは、ニューヨークに拠点を置くジャーナリスト保護委員会(Committee to Protect Journalists)により「ジャーナリストにとって最悪の場所」のリストに加えられた。

それから1年が経過するが、状況は殆ど何も変わっていない。今年初めにも、ジンバブエで数少ない独立系新聞社「The Weekly Times」が、政府の管轄下にあるメディア情報委員会(MIC)に免許を取り上げられた上閉鎖に追い込まれた。

ジンバブエでは2002年に成立した「情報へのアクセス及びプライバシー保護法(Access to Information and Protection of Privacy ActAippa)」の下、全てのジャーナリスト及び出版社はMICに対して営業免許証を申請することが義務付けられている。新聞社はMIC未登録の記者の雇用を禁止されており、未登録の記者が当局に発見された場合は最高2年の禁固刑に処せられることとなっている。(原文
翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

|ペルー|政治的暴力の犠牲者に対する補償が一歩実現に近づく

【リマIPS=ラミロ・エスコバール】

 

CMAN(平和政策、集団補償、国家的和解に関する政策立案・モニタリングのためのマルチセクター委員会)は金曜日(4月29日)、ペルー政府に対して内戦で被害を蒙ったコミュニティーに対して補償するためとして4800万ソル(約1500万ドル)の予算増加を要求した。

この要求は閣僚評議会の認可を経て、国会で了承される見通しである。ペルーでは、約20年(1980年~2000年)の長期に亘った、毛沢東派ゲリラセンデル・ルミノソ (輝く道)と政府軍の内戦の結果、7万人近い犠牲者を出している。

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩

 

 

|アフガニスタン|国連使節の罷免が人権侵害と秘密への関心を集めた

【ニューヨークIPS=ウィリアム・フィッシャー】

 

シェリフ・バシオウニ(1999年ノーベル平和賞候補:エジプト生れ)は、米国の要請でポストが廃止されるまで、アフガニスタンにおける人権問題を調査する国連の責任者の立場にいた人物だが、米国が(アフガニスタンにおける)同国の関係者による人権侵害の事実を隠蔽するために彼の調査を妨害し、挙句に彼を追放したと、米国を厳しく非難して物議を醸し出している。

日系人強制収容の不当性を訴えた闘士86歳で逝去

 


Fred Korematsu/ Wikimedia Commons【INPS Japanアーカイブ】

フレッド・コレマツは、第2次世界大戦期のローザ・パークス(米国公民権運動の母)と称される人物だが、40年間正義を待ち続けたこの日系アメリカ人は、水曜日(3月30日)、北カリフォルニアのカークスプルで86年の生涯を閉じた。

フレッド・コレマツ(Fred Toyosaburo Korematsu)の40年に及ぶ(第二次世界大戦中の日系人強制収容の不当性を訴えた)闘争は、カリフォルニア州オークランド刑務所の檻の中から始まった。彼の訴えは敗訴を重ねた末に米最高裁でも否決され有罪が確定した(1944年)。ところが最後は一転して犯罪歴は抹消され……しかも米民間人最高の栄誉とされる「大統領自由勲章」「大統領自由勲章」が授与された。

|メキシコ|「インディアン」という言葉が侮辱の意味で用いられるところ

 

【メキシコシティーIPS】先住民の少女ファウスティナ(9歳)は、彼女がスペイン語がうまく話せないことと、母親が伝統衣装を身にまとっていることを理由にクラスメートから向けられるいじめから逃れるために、2003年メキシコシティーの学校に通うのを止めた。

彼女は今、街の道端でアコーディオンを弾いて物乞いする父親の傍らで日々を過ごしている。「私はもう学校には行かないわ。だってみんな私に辛くあたるし笑いものにするのよ。だから行かない方がいいの」とファウスティナは言う。彼女の父は、IPSに対して、一家が2001年に、仕事とより良い生活を求めてどのようにしてメキシコ南部のオアハカ州から首都メキシコシティーに出てきたかを語った。