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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
水はスマートな都市拡張の命綱(ストックホルム国際水研究所所長アンダース・バーンテル氏インタビュー)

Anders Berntell Credit: Courtesy of SIWI

【国連IPS=タリフ・ディーン】

 

2050年、世界の都市に住む人口は、現在の世界全体の人口と同じ60億人にまで拡大するとみられている。このような状況の中で、都市はいったいどうやって水を確保するのか。とりわけ、世界の都市拡大のうち95%を占めるであろうといわれる途上国においてはどうなのか。IPS国連総局のタリフ・ディーン記者が、ストックホルム国際水研究所のアンダース・バーンテル所長に聞いた。

Q
:急速な都市化が水の供給に与える影響は今後どれだけ深刻なものになるでしょうか。

A
:おそらく、対処すべきより重要な問題は、水がいかに都市の成長に影響するのかということです。それは、都市が今日どのような選択を取るのかということによります。短期的、中期的、長期的にきちんと計画を立てている乾燥地帯の都市は、水不足による災害や経済的な損失を避けることができるでしょう。

│中国│鉛汚染で子どもたちに健康被害

【東京IDN=浅霧勝浩】

 

鉛精錬所や電池工場の近くにある中国の貧しい村に住む数十万人の子どもたちが、深刻な鉛中毒による健康被害に苦しんでいる。しかも被害者に対してまともな治療がなされていないうえに、真相を求める家族や記者が不当な妨害、圧力に直面している。

これは国際人権擁護団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」が、河南、雲南、山西、湖南省における鉛汚染被害を報告したレポート『私の子どもは毒を浴びせられた中国四省での健康危機』(全75頁)に記載されている内容である。このレポートは、中国中央政府が公害規制を強化し、散発的ながら違反工場に対する取り締まりをおこなっているにも関わらず、地方政府当局が、命を脅かすレベルの鉛に晒されている子供たちの健康被害を無視している現状を報告している。

│カンボジア│欧印貿易交渉で抗レトロウィルス薬入手困難に?

 

【プノンペンIPS=フォン・ペン

 

この7年間毎日、1日2回、メン・トールさん(39)は薬を飲み続けてきた。彼は、1990年にHIVテストで陽性と判定された。それ以来、木の根っこなどを原料にした伝統的な薬を使ってきたが、症状は一向に改善しなかった。

しかし、2003年になって抗レトロウィルス薬を使い始めてから体調が安定し、定職にも就けるようになった。

│米国│医療│26日目でようやく決着

 

【ワシントンDCIDN=アーネスト・コリア】

 

米上院で、12月24日、「患者の保護と適正価格によるケアに関する法律」が賛成60・反対39により可決された。

法案可決を受けて、オバマ大統領は、「医療保険改革の実現に相当近づいてきた」と語った。また、別のメッセージにおいて、「この任務を完了させるには、現状を長らく維持してきた特殊権益を打ち破らねばならない。我々は今、1930年代の社会保障法以来もっとも重要な社会政策、1960年代のメディケア以来もっとも重要な医療政策を作ろうとしているのだ」と述べた。

青少年をHIV/AIDSの脅威から救済する試み

【IPSHIV/AIDS研究事業現地取材からの抜粋】 
 
1.社会のダブルスタンダードから青少年の命を守る試み:Ms. Nakorn Santiyothin at Suan Kularb School
 
 
Nakorn氏はSuan Kularb高校の教師で、過去22年に亘ってHIV/AIDSや性に関する話題を積極的に保健の授業でとりあげている。彼女の性教育における率直で斬新なアプローチは、一部国会議員や性教育推進活動家からの支持を獲得する一方、生徒の父兄の中には反発する者もいるなど、引き続き賛否両論が続いている。


彼女の基本的な教育姿勢は、生徒達が最も知りたがっている内容を彼らに理解できる言葉で十分伝達し、各々の青少年にとって最良の選択が出来るように環境を整えることであるとしている。

│メディア│HIV/AIDS患者のための新感覚マガジン

 

【ブエノスアイレスIPS=マルセラ・バレンテ】

 

「国際女性HIV/AIDS患者の会」のラテンアメリカ・カリブ海支部が、ファッションや娯楽といった要素を含んだ、HIV/AIDS患者のための新しい感覚の雑誌をこの2月から発行し始めた。その名も『あなたはひとりじゃない』(No estas sola)。雑誌は患者の会の支部があるラテンアメリカ20ヶ国で発行されている。

編集長のマリア・マンジージャさんは語る。「病院においてある雑誌ってのは、たいてい、HIVに感染している患者を悲劇の人生を送る犠牲者として描いています。でも、私が知っている患者は、もっと幸せそうで、エネルギーに満ちていて、タバコをすわない健康な生活を送っていて、自分の免疫システムに気を遣いながら生きているんです。」

|バルカン半島|爆撃の副次的な影響による「殺害は続く」

【ベオグラードIPS=ヴェスナ・ペリッチ・ジモニッチ】

 

NATOによるセルビアの爆撃から10年が過ぎ、ガンの報告症例の増加が懸念されている。1999年の11週間に及んだ爆撃では、5万発以上の爆弾とミサイルとして劣化ウランで強化された15トンの弾薬が、主にセルビア南部とコソボの116カ所に落とされた。

NATO
の軍事作戦はセルビア政府による200万人の
アルバニア人の抑圧を阻止するためのものとされた。9年間国連の統治下にあったコソボは昨年2月に独立を宣言している。

|ベトナム|枯れ葉剤被害者救済の道は断たれたか

【ハノイIPS=ヘレン・クラーク】

 

ベトナム戦争中に米軍によって大量に撒布された猛毒ダイオキシンを含む枯れ葉剤のベトナム人被害者に正義は訪れるのだろうか。3月2日米国最高裁は、米化学薬品大手ダウモンサント2社に対するベトナム被害者の上告審を棄却した。


以来地元紙は人権が踏みにじられたと報じ、外務省のLe Dung広報官は国は憤慨していると述べたが、2004年に始まった訴訟は終わりを迎えるようだ。米国の裁判所は、枯れ葉剤と奇形などの先天的異常の因果関係は認められないと裁定。さらに米国の法律では、これらの企業は政府の命令で行動したので訴追を免れる。

│ジンバブエ│多剤耐性結核拡大のおそれ

【ハラレIPS=スタンリー・クウェンダ

 

ジンバブエでは、医療システムが崩壊し、多剤耐性結核(MDR-TB)や超耐性結核(XDR-TB)がかなり広がりつつあるのではないか、と恐れられている。

ハラレ市立の2つの感染症病院の院長であるクレメンス・ドゥリ博士は「実際に何を治療しているのかわからない。まるで闇の中で決闘しているようなものだ」と話す。ドゥリ博士によれば、患者に関する記録収集ができないために、MDRXDRのケースがどれだけあるかはわからないという。

|エイズ・アフリカ|エイズ対策に効果の兆し

 

【ヨハネスブルグIPS=ザヒラ・カルサニ】

 

UNAIDS(国連合同エイズ計画)の最新報告書によれば、エイズで苦しんでいる人々は世界で約3,300万人。アフリカのサハラ以南の国々だけで2,200万人を数えるという。感染者は2007年で約270万人増加した。しかし、感染率が高かったアフリカの一部の国では、予防策の成果が上がっている。

例えば、アフリカでエイズ被害が最も多い10カ国の1つルワンダでは、影響の重大さに気づいた政府が、胎児感染の予防に男性パートナーの参加を呼び掛けるなどの予防および治療に強いコミットメントを示した。