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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER

|タイ―カンボジア|出稼ぎ農民はエイズの心配を持って帰る

【ノアレトIPS=チェアン・ボファ】

 

ネス・スレイ(35歳)は、隣国タイで漁船に乗って働いている夫(タイの漁業産業は数十万人に及ぶ外国人低賃金労働者によって支えられている)が稼ぐ貯蓄で、いつか裕福な家庭を築ける日を夢見ていた。ところが数週間ぶりに帰ってきた夫は稼ぎの他にHIV/AIDS感染の心配の種も持ち帰ってきた。

国境を越え、タイの漁業産業に従事するカンボジア人出稼ぎ労働者は約18万人と推定されているが、娯楽施設のない田舎出身の彼らは、海上での苛酷な労働に加えて、故郷では考えられないまとまった現金収入(非合法滞在ゆえに給与を搾取されることも少なくないが)、そして港町に発達した性産業娯楽施設に誘惑され、多くが売春婦の元を頻繁に通うようになり、中には麻薬に手を出すものも少なくない。その結果、家族の元に持ち帰る現金を散財したうえ、HIV/AIDSを持ち帰り、故郷で待つ妻に感染させる例が少なくない。カンボジアからタイへの出稼ぎ労働者を通じた国境を越えたHIV/AIDS感染の悲劇を報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩