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母乳が命を救う

【ニューヨークIPS=アルベルト・クレモンネシ】

母乳で育てることは赤ちゃんの健康な発育にとって不可欠であると考えられているにもかかわらず、低開発国においては、生後半年の間に母乳で育てられる率は3分の1にも満たない。

ユニセフの調査『世界の子供情勢』によると、母乳だけで子供を育てている親はわずか37%。地域差があり、東アジア/太平洋地域で43%、西・中央アフリカで20%となっている。

世界保健機構(WHO)保健栄養・開発局のランダ・サーデ氏は、母乳はまさに赤ちゃんが必要とする栄養を与え、母乳で育った子供は調合乳で育った子供よりも知能レベルが高くなるという。また、母乳は赤ちゃんに免疫を与えることでも知られている。

これまでの研究では、母乳で育てることによって毎年130万人の赤ちゃんの命が救われるのではないか、と推定されている。

しかし、人工調合乳を売る企業が母親たちに対して激しい販売攻勢をかけており、母乳で育てない選択をする人々がかなり出てきている。

調合乳は粉の形で通常販売されるため、水に溶かさねばならない。しかしここで問題なのは、低開発地域においては、清潔な水を入手することが極めて困難だということだ。結果として、汚い水にミルクを溶かしてしまい、赤ちゃんの健康に多大な影響を及ぼすことになる。

「母乳代替品の販売に関する国際規範」というものがあり、今年で策定以来25周年を迎える。調合乳などの販売攻勢を抑えることを求める内容である。

しかし、問題はここにとどまらない。WHOのリチャード・アルダースレイド博士によると、職場や公共の場所では母乳を与えにくいなど、社会環境の問題もあるという。

また、HIV陽性の母親が母乳を与えることで子供が感染してしまうケースもある。これまでの研究では、母乳で育てた場合の感染率は10~20%とみられている。

母乳による育児をめぐる困難について報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan

 

 

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