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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
|ルワンダ虐殺|レイプ被害者のトラウマ、依然強く

Claudine Umuhoza a survivor of Rwanda’s genocide believes that the country has a positive and united future. Credit: Fabíola Ortiz/IPS【キガリINPS=ファビオラ・オルティス】

クラウディーン・ウムホザさんの息子は4月1日で19歳になる。彼はルワンダ虐殺の際に性暴力の被害を受けた女性から生まれた数千人におよぶ子どもの一人であるが、公式には母親のように「被害者」としては記録されていない。

100万人近くの少数派のツチ族と穏健派フツ族が命を奪われた虐殺から20年が経過したが、ルワンダ人の大半は、今でも当時のトラウマを引きずっている。1994年の虐殺の中で10万人から25万人の女性が強姦されたとみられている。

教育から始まる世界市民

UNDPI/NGO【国連IPS=ジャスミン・ゴー】

平和を文化や社会に根付かせるには、世界市民を創出するような教育を幼少時から始めなければならない、とあるシンポジウムで専門家らが訴えた。

元国連事務次長・高等代表のアンワルル・チョウドリ氏は、和平を実現するには、世界市民を育成していくことが重要です、と語った。

世界各地で攻撃にさらされる教育現場

Naxalite fighters exploded two bombs in Belhara High School, Jharkhand, on the evening of Apr. 9, 2009. One bomb, on the school's lower floor, blasted a hole in the wall between the two classrooms, as well as outside the wall. Credit: Bede Sheppard/Human Rights Watch (India)【国連IPS=カニャ・ダルメイダ】

戦地からの映像といえば、戦場と兵営だけを映していた時代がかつてあった。その後20世紀に入ると、戦闘地帯となった都市の中心部や農村ゲリラの前哨基地などの映像も含まれるようになった。

そして今では、公共の広場が、政治不安に陥った国の民衆がデモをおこしたり暴力的な衝突が発生する舞台として頻繁に映し出されるほか、負傷者の治療に当たる病院が格好の標的と見なされるようになってきている。

しかし、現代の戦争でもっとも憂慮すべき現象は、おそらく教育機関に対する攻撃が拡大してきていることだろう。

│イスラエル│学校の壁のあたらしい標語

【クファール・カラIPS=ピエール・クロシェンドラー】

 

ワディ(正式名:「ワディにかけられた橋」)小学校へようこそ。この学校はイスラエルにある「ユダヤ・アラブ教育センター」が始めた「手に手を取って」プロジェクトによって設立された5つの「2民族・2言語学校」のひとつである。

 

「ユダヤ・アラブ教育センター」では、生徒たちが将来、分断されているユダヤ系及びアラブ系コミュニティーの懸け橋となる人材へと成長することを願って、両コミュニティーから子供たちを受入れ、ヘブライ語とアラビア語によるバイリンガル教育を実施している。

国境を消す教育ネットワーク

Students on the Spanish island of Tenerife talk to youngsters from a school in the Sahrawi refugee camps outside of Tindouf in western Algeria. Credit: Courtesy Red Canaria de Escuelas Solidarias【マラガ(スペイン)IPS=イネス・ベニテス】

スペインのカナリア諸島や西アフリカのセネガル、アルジェリア西部ティンドゥーフ近郊のサハラ難民キャンプなどの生徒数百人が、”Red Educativa Sin FronterasRESFという団体の活動を通じて交流し、文化的障壁を互いに取り除いている。

ERSFは訳すと「国境なき教育ネットワーク」となる。この団体では、生徒や教員、保護者らが協力し合って大西洋によって隔てられたこうした国々の教室同士を橋渡しする活動を行っている。

|シリア難民|子ども達が失っているのは祖国だけではない

【ベイルートINPS=レベッカ・ムレイ】

レバノンではシリアからの難民が流入し続けているが、難民の子どもの大半は学校に通っていないことから、この子供たちが「失われた世代」になるのではないかという懸念が高まっている。

レバノンに最近到着したアワドちゃん(12歳)と妹のエマンちゃん(10歳)もそうした脆弱な立場に置かれた子どもたちだ。姉妹はシリアの首都ダマスカスで両親と暮らしていたが、内戦で父親が殺害されたため、母親と祖父に手を引かれて越境し、既に過密状態のシャティラ難民キャンプに辿りついた。そこでなんとか粗末な部屋を借りることができ、難民生活が始まったという。

│ベネズエラ│領域画定を求めるアマゾン地域の先住民たち

Márquez/IPS【カニョデウーニャIPS/Terramerica=ウンベルト・マルケス】

「アマゾン流域の全ての国が『環境保護が大事』と言うが、実際にはいずれの国も多国籍企業と協定を結んで、地下資源の採掘や森林開発、道路建設を認めているのです。」とベネズエラ南部アマソナス州に住む先住民族クリパコの指導者グレゴリオ・ディアス・ミラバル氏は語った。

「ベネズエラでは先住民の権利を支持する50以上の法律や規定がありますが、適用が困難なため、先住民問題に関する決定については、主に政府に役職を有する先住民指導者に相談することになっています。」とアマソナス先住民連盟(ORPIA)の地域コーディネーターでもあるディアス・ミラバル氏は語った。

減災には弱者に配慮した救援計画が不可欠

【デーラダン(インド)IPS=マリニ・シャンカール】

 

インド北部ヒマラヤ山脈の麓に位置するウッタラーカンド州では、今年6月14日から4日間降り続いた大雨により洪水と地滑りが発生し、少なくとも千人が死亡、数千世帯が家を失った。その後現地では、洪水の犠牲になった父親が帰ってくると信じて、毎日ヘリコプターの発着場に通っている子どもの話がささやかれている。

 

「実はこのような悲惨な話は、被災地では無数にあるのです。」と国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン」(STCのレイ・カンチャールラ氏は語った。

|トルコ|シリア国境の街でかつての記憶を想起するアフガン難民

【ジェイランプナル(トルコ)IPS=カルロス・ズルトゥザ】

 

夕刻、(国境を挟んだシリア領内で)銃撃戦が激しさを増す中、村の人々が走って自宅に駆け込んでいる。シャー・メフメトさん(42歳)にとって、これは初めての経験ではない。メフメトさんが、故国アフガニスタンの村を離れて、シリア北東部ラス・アルアインRas al-Ain)と国境をはさんで向かい合うトルコのジェイランプナルCeylanpinar)という小さな国境の街に移ってきたのは11歳の時だった。

 

「村の人たちは皆、恐れおののいています。なにせ既に(シリア側で放たれた)3発もの砲弾がこの近くに着弾しているのですから。」とメフメトさんは語った。アフガニスタン北部バグラン(カブールの北200キロ)生まれのメフメトさんは、1982年以来、トルコの首都アンカラから南東800キロに位置するこの国境地帯の街に住んでいる。

 

ここは、シリア内戦の影響を最も受けてきたトルコの街である。

|ネパール|子どもの権利を守るには、児童労働に関する社会認識を打破することが必要

【カトマンズIPS=マリッカ・アルヤル】

 

昨年12月のある日、ネパールの首都カトマンズに本拠を置くNGO「社会サービスと人権における児童と女性」(CWISH)に勤める児童保護官プラディープ・ドンゴルさんは、市内に多数構えている事務所のうちのひとつから緊急連絡を受けた。

 

その事務所に急行したドンゴルさんが目にしたのは、CWISHのスタッフが保護した11才の少女だった。彼女の目は落ちくぼみ、両手は痣(あざ)だらけで、頭は所々で髪の毛が抜け落ちていた。