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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER
│エジプト│愛する権利すらも奪われた女性

Abeer Fakhry

【カイロIPS=エマド・ミーケイ】

 

エジプトの若いキリスト教徒女性アビール・ファクリ(Abeer Fakhry)さんは、ただ暴力的な夫から逃れて、自分を愛してくれる男性と一緒にいたいだけだった。しかし彼女は、いつのまにか、自分の家族から追われ、コプト教会(キリスト教東方諸教会の一つ)から追われ、イスラム原理主義集団から追われ、最後にはエジプト軍に追われる存在になってしまった。

│タイ│学問の自由の試金石となる王政論議

【バンコクIPS=マルワーン・マカン-マルカール】

 

タマサート大学の歴史学教授ソムサック・ジェムティーラサクル氏(53歳)は、タイ社会のタブーに触れたことから、昨年12月の中旬以来、様々な非難・中傷に悩まされている。彼のやったことは、タイの国体である王政に関して異なる見方を提示しようとしたことである。

ソムサック教授が12月10日の憲法記念日の講演で言及したのは、不敬罪を規定した刑法112条の見直し、特権を持った枢密院の役割の見直し、王政に関する「一方的見方」を刷り込む教育の見直しなどであった。

本人は、決して王政転覆を狙ったものではないと語る。「私はただ、変化する世界とともに王政も変わる必要があるということ、そして、人々がそれについて自由に討論する必要があるという自分の主張を述べただけです。」とソムチャック教授は語った。

│ネパール│女性への暴力根絶なるか

【カトマンズIDN=シャイリー・バンダリ】

 

2008年5月23日、10人のネパール人女性が、史上初めて女性だけのチームとしてエベレスト登頂に成功した。この歴史的な成功は、ネパールの女性たちにひとつのメッセージをもたらした。「女性が征服できない頂上は世界にはない」。

本国のネパールでは世界最高峰登頂というこの快挙を「ネパールの女性にとっての大躍進」として大いに祝福された。一躍時の人となった遠征隊のメンバー(シュシミタ・マスキ、シャリリ・バスネ、ニンドマ・シェルパ、マヤ・グルン、ポージャン・アチャルヤ、ウシャ・ビスタ、アシャ・クマリ・シン、ナワン・フティ・シェルパ、シュヌ・シュレスタ、ペマ・ディキ・シェルパ)は、その知名度を生かして国内各地の学校を訪問し女性の機会均等を訴えるキャンペーンに参加している。

│スーダン│なかなか進まない少年兵の除隊

【南スーダンIPS=ザック・バドーフ】

ティモシーがスーダン人民解放軍(SPLA)に11才でむりやり入れられたとき、最初にされたことはぶたれることだった。そしてティモシーは駐屯地で、他の兵隊の荷物を運んだり、服を洗ったり、薪を集めたり、食事を作ったりするよう命じられた。

ティモシーには十分な食べ物が与えられなかった。なぜなら、彼自身によれば、「食べ物は村から集めなきゃいけなかった。SPLAからは特に与えられなかった」からだ。

|中央アフリカ共和国|被害児童に教科書を

 

 

【ナイロビIDN=バブカール・カシュカ

 

中央アフリカ共和国は、近年における政府軍と反政府武装勢力による散発的な衝突に加えて、数十万人に及ぶ難民を生みだしたコンゴ民主共和国の政情不安の影響を受けている。

国連諸機関はできる限りの支援を行っているが、国際連合児童基金(UNICEF)は、同国の紛争に巻き込まれた子供達145,000人を対象に、教科書(国語、算数、科学)の支援を行っている。


UNICEF
は今日までに、ベルギーの資金援助を得て、数学の教科書60,000冊、フランス語(公用語)教科書60,000冊、教師用ガイドブック2,400冊を中央アフリカ共和国教育省に寄贈している。

│教育│母語で教えられない子どもたち

 

【国連IPS=ハイダー・リツヴィ】

 

ユニセフと国際NGO「マイノリティー人権グループ」(MRGが、世界で1億人以上の子どもが学校に通っておらず、そのうち50~70%がマイノリティや先住民族に属する子どもたちであることを明らかにした報告書を発表した。『2009年度版世界のマイノリティ・先住民族現況』と題されたその報告書によれば、マイノリティの子どもたちは教育の機会を体系的に奪われる傾向にあるという。

|ウガンダ|パピルス製衛生用品が難民女性を救う

【カンパラIPS=ジョシュア・キャリンパ】

 

古代エジプトで紙の原料となり、現在もコンゴやウガンダなどの地域で自生しているパピルス。特に政府軍と反政府勢力CNDP(人民防衛国民会議)との戦闘悪化で大量の難民を出したウガンダでは、このパピルスから作られる安価な女性用衛生用品が多くの貧困女性を救っているという。

ウガンダ西部キエンジョジョ県の難民キャンプKyaka2でも多くのコンゴ難民が暮らしているが、その生活は極めて過酷だ。しかし最近、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の支援を受け、周辺の湿地で豊富に生育しているパピルスを利用したサニタリー・パッド(生理用ナプキン)の製造・販売が女性の間で盛んに行われている。

|ザンビア|教育|コミュニティー、独自の学校運営に乗り出す

【ルサカIPS=ダンスタン・カウンダ】

 

ザンビアの首都ルサカに近い人口20万の町カンヤマに住む12歳の少年ムユンダ・ニャンバは、「お母さんは仕事がないので、僕と妹を政府の学校に行かせることができない」と言う

政府は2004年に初等教育の無償化を行ったが、PTA費、施設維持費などは支払わなければならず、貧困家庭にとっては大きな負担となっている。教育省の予測によれば、貧困により教育の機会を得られずにいる子供たちは全国で52万人に達するという。

|シンガポール|金銭教育の恩恵を受ける家庭内労働者

 

【シンガポールIPS=プリメ・サルミエント】

 

シンガポール在住のフィリピン、インドネシア、スリランカ出身の家庭内労働者150,000人以上が持つ一番の問題は、この豊かな都市で月に200ドルから300ドルという適正な賃金を受取っても、帰国して生活する十分な資金を貯蓄出来ないことだ。

家庭内労働者が、虐待的な雇用主の元で働かなければならない事件は国際的に大きく報道されているが、実際はこの問題の方が大きい。

平和の籠がルワンダ女性にもたらす平安

These weavers in Gitarama have gained a higher price for their products and new markets. Credit: Lauren Vopni/IPS【キガリIPS=ローレン・ヴォプニ】

首都キガリ郊外で3人の女性たちが楽しそうにおしゃべりしながら真っ赤な籠を編んでいる。昔ながらの風景のようだが、この籠はルワンダ女性のビジネスである。

米国の2000年アフリカ成長機会法AGOA)は、ルワンダを含むサハラ以南の39カ国に米国市場進出の機会を与えた。ルワンダではパピルスなどで編み上げる伝統的な籠に着目した政府が、女性たちに籠作りの協同組合設立を働きかけた。国連女性開発基金(UNIFEM)などが研修の協力をした。

このようにして障害者、HIV感染者、1994年の大虐殺で夫を失った者など弱い立場にある女性を中心に協同組合が作られた。14年前の大虐殺のしこりにもかかわらずツチ族、フツ族の女性たちは協力してカゴを作り、フェアトレードの輸出業者に商品を供給するようになった。