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平和の籠がルワンダ女性にもたらす平安

These weavers in Gitarama have gained a higher price for their products and new markets. Credit: Lauren Vopni/IPS【キガリIPS=ローレン・ヴォプニ】

首都キガリ郊外で3人の女性たちが楽しそうにおしゃべりしながら真っ赤な籠を編んでいる。昔ながらの風景のようだが、この籠はルワンダ女性のビジネスである。

米国の2000年アフリカ成長機会法AGOA)は、ルワンダを含むサハラ以南の39カ国に米国市場進出の機会を与えた。ルワンダではパピルスなどで編み上げる伝統的な籠に着目した政府が、女性たちに籠作りの協同組合設立を働きかけた。国連女性開発基金(UNIFEM)などが研修の協力をした。

このようにして障害者、HIV感染者、1994年の大虐殺で夫を失った者など弱い立場にある女性を中心に協同組合が作られた。14年前の大虐殺のしこりにもかかわらずツチ族、フツ族の女性たちは協力してカゴを作り、フェアトレードの輸出業者に商品を供給するようになった。


先駆的な組合はGahaya Linksである。「平和への道プロジェクト」と『オプラ・マガジン』を通じて年間5万個の籠を「メイシーズ百貨店」に輸出する。

歴史的に男性が支配してきたルワンダのビジネス界で、このプロジェクトの成功は女性たちに自信をもたらした。ルワンダ・バスケット・カンパニーというフェアトレードの輸出業者が名乗りを上げ、より高い値段で輸出することを目指している。

人口の60%が貧困ライン以下の生活を送るなかで、籠作りに携わる女性は1月に25,000から40,000ルワンダフラン(およそ50から80ドル)の収入を得る。「経済的基板を得た女性たちは互助ネットワークを生んだ。希望のない女性たちに希望を取り戻すのが私たちの仕事。それには経済的安定を与えることだ」とUNIFEMルワンダ支部のD.K.ガサナ氏は言う。

女性たちが経済的に安定すると、地域社会における地位も向上する。ギタラマ郊外のRebunyurwe組合で籠を作るE.Nyanziraさんは、地方自治体に携わるようになった。選挙に出る者もいるとUNIFEMは報告する。

米国の2000年アフリカ成長機会法(AGOA)を利用したルワンダ女性の籠輸出ビジネスの成功について報告する。(原文へ

翻訳/サマリー=IPS Japan

 

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