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INPS JAPAN   IDN-InDepthNews - UN INSIDER

|レバノン|宗教は排他的であることを学ぶ子どもたち

【ベイルートIPS=モナ・アラミ】

 

アラブ地域は増大する宗教的分裂に悩み、それは地域の子どもたちの幸福にまで影響を増している。レバノンでは、18の宗教・宗派が憲法で認められている。これほどの多様性を誇る国は地域で他にないだろうが、これがレバノンの最大の長所にも欠点にもなっている。

キリスト教徒の母親とイスラム教徒の父親を持つベイルートの私立校の生徒マヘール(10)は、どの宗教を信仰しているのか、いつも同級生に聞かれると話す。


ベイルート・アメリカン大学社会学教授のナビル・ダジャニ氏は、レバノンの子どもたちは宗教の政治的側面の中で教育されていると語る。


 
ベイルート郊外の私立校の10代の生徒ジャナは「学校ではシーア派はハサン・ナスララ(ヒズボラの指導者)を支持し、スンニ派はサード・ハリリ(国会議員、暗殺されたハリリ元首相の息子)に共感する」と言う。信仰自体は二次的で、宗教は子どもの環境や親の政治的所属によって決まる。


住民の大半がドゥルーズ派であるアレイ市内の公立校の教師アディア・スレイマンさんは、ドゥルーズ派の子どもたちと学校内の少数派であるシーア派の子どもたちの間で喧嘩が増えていると言う。


ダジャニ氏は、国は、首都ベイルートを除いて、コミュニティを分離する目に見えない線に沿ってほぼ分割されていると説明する。


ベイルート郊外の私立校で教えるラナさんはまた「女生徒は早い子は7歳でベールを着用し始める。その数はおそらく女生徒の5%から近年では30%に増えた」と言う。


宗教的慣習は、あまりに熱心な親によって無理矢理押し付けられている場合が多い。ダジャニ氏によれば、レバノン人は儀式や慣習を厳格に守って宗教の教えを実践し、ますます狂信的になっている。残念なことに、教育制度もこの熱心な信仰の影響をまともに受けている。


レバノンの子どもたちと宗教について報告する。(
原文へ


翻訳/サマリー=IPS Japan浅霧勝浩



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