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|演劇|ルワンダにおける西側諸国の良心の破綻を描く演劇

 

【ニューヨークIPS=ルーシー・コミサー】

 

1994年のルワンダ大虐殺が歴史に埋没しようとするなか、アメリカ人劇作家・J.T.ロジャースの『Overwhelming(不可抗力)』は、西側の良心、加担、あきらめが現場にあったことを思い出させる。

ランダバウト・シアター・カンパニー(Roundabout Theater Company)がロンドン公演後にマンハッタンの劇場で上演中。1994年にルワンダのツチ族知人を訪ねたアメリカ人ジャック一家の経験を語るフィクション。

 
バックグラウンドが分かっていた方がよい。殖民支配者(ドイツ、ベルギー)に重用された少数派ツチ族と、多数派フツ族との間には溝があり、1962年の独立に伴い力関係が逆転して、政府はフツ族主導となる。ツチ族率いるルワンダ愛国戦線(RPF)は1990年にウガンダから侵攻を試みた。フランスの影響力を保持するため、ミッテラン大統領はフツ族の軍事支援に乗り出した。


ツチ族との和平交渉を進めたフツ族ハビャリマナ大統領の飛行機がフツ族過激派に撃墜されたのが1994年。その後3ヶ月にわたり、ツチ族と穏健派フツ族80万人以上がフツ族によって殺害された。


ジャック一家はフツ族の憎しみが高揚し、虐殺につながっていく状況を目の当たりにする。外交官も国連平和維持部隊も有効な手を打つことができない。ジャック自身、ツチ族の知人を助けるか、自分の家族を守るか選択を迫られることになる。作家は問いかける、「世界は今、ダルフールで何ができるのか」と。


ルワンダにおける西側諸国の良心を探求する演劇について報告する。(
原文へ


翻訳=IPS Japan浅霧勝浩



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